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六畳脳内

20代後半崖っぷちフリーターの日常。正社員になるも現在は無職。やり残しを消化していきたい。

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名曲喫茶「ヴィオロン」

2016.07.25 (Mon)
彼女の舞台を見た後、近くにある喫茶店へ行った。

阿佐ヶ谷にある『ヴィオロン』という店だ。
この店はある作家の・・・いや、伏せる意味もないか。
自転車で世界一周した石田ゆうすけ氏のブログで紹介されていたことがあった。
高校生の頃に氏の本に感銘を受けた僕は、当然ブログも読んでいた。
10年近く前に見たので詳細は覚えていないが、とても魅力的だと書かれていたその店に、
いつか阿佐ヶ谷に行くことがあれば必ず行こうと決めていたのだ。

阿佐ヶ谷にあるちょっと変わった喫茶店、ぐらいにしか記憶に残っていなかったのでネットで下調べをして向かう。
駅から歩いて程ないところにこじんまりとその店はあった。
例のごとく個人経営の店に入るときには怖気づいてしまうタイプなので、2、3周してから意を決して飛び込んだのだけど、
入店して早速立ち尽くしてしまった。
正面には巨大なスピーカーがあり、そこから荘厳なクラシックが流れてくる。
先客たちはだれもかれも沈黙しており、まるで映画館に途中から入ったときのような気まずさを感じた。

店員さんに促されて店の奥に入ったが、勝手がわからずにしばらくきょろきょろしてしまう。
改めて調べると、こういう形式の喫茶店のことを「名曲喫茶」というらしい。
そういうジャンルの喫茶店があることを初めて知った。
オレンジ色の薄暗い光の店内に所狭しと並ぶアンティーク。
店全体から古いにおいがする。
雰囲気のある店だった。

コーヒーとチーズケーキを注文して1時間ほどくつろいだ。
こういうところで本を読む休日を過ごすのも悪くない。
ただ高校生の僕には多分入れない店だっただろう。
あるいは実際に店について調べてみて怖気づいたから当時の僕は行かなかったのかもしれない。
そう思うと、10年越しに昔の自分のやりたいことをやってやったんだという気持ちになって、愉快な気持ちになってきた。
過去の自分に対して優越感に浸るなんておかしな話だろうか。
でもこんな後ろ向きな前向きさが自分には性に合っているような気がするのだ。

普段あまりこんな環境で音楽を聴かないからか、
巨大なスピーカーから流れる音楽は、まるで音が目に見えたかのように一瞬錯覚した。
都内は結構「名曲喫茶」があるみたいだし、休日に巡るのもいいかもしれないなと思った。


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